6年越しの思いが叶って、前職の同僚に会う事になりました。Tさんは現在、京都在住。中間あたりの箕面へ紅葉狩りに行きました。(11月12日です💦)
当日、向かっていると、阪急宝塚線で運転見合わせのアナウンス。慌てて連絡を取り合い、ひとまず大阪駅構内のタリーズで落ちあう事になりました。お互いの近況報告であっという間に時間が過ぎ、気が付けば11:00!10時前に箕面着のプランだったので大幅に出遅れましたが、ダイヤ復旧後の混雑も落ち着いて、ゆっくり座って向かうことができました。
駅前で配布されていた『箕面 滝道めぐりマップ』によると、阪急箕面駅から箕面大滝までは2.7km、徒歩40分。
絶好の行楽日和で混雑が気になっていましたが、賑やかながらも思っていたほどではなく、のんびりと自然を満喫しながらのおしゃべり散歩となりました。
駅を出てしばらくは昔懐かしいおみやげ物屋さんやカフェが続きます。もみじの天ぷらが名物で絶対食べようと思っていたのですが、出だしが遅くなったのでまずは滝まで行きましょうということに。
進むにつれて紅葉も色味を増します。
途中でシニアご夫婦に「振り返って見てごらんなさい。川に木が映ってきれいですよ。水鏡と言うけれど、美しい言葉ですね」と話しかけられました。(なんて上品な話し方)
水鏡・・本当に味わいのある言葉です。
ようやく滝に着きました。箕面大滝は『日本の滝百選』に選ばれているそうです。このあたりが色付くのはもう少し先のようでしたが、マイナスイオンで気分爽快。
川べりのレトロな食堂でおにぎり定食をいただき、次の目的地、勝尾寺へ出発!
少し山を登りますが、美しい山の景色に気分上々。
しばらくすると車道にでました。途中、ハイキングのグループが右に曲がって山方面に入っていったので山歩きのコースがあるのかもしれませんが、私たちは標識通りにそのまま車道を進むことにしました。ほぼ平坦です。
写真はありませんが、かなりの長い距離、路駐がありました。後から分かったのですが、今年、勝尾寺の駐車場へは左折侵入が出来ないのだそうです。このルートはまさに勝尾寺は左手になるので、手前で路駐してるのかな。それにしても勝尾寺まではまだまだ距離はありましたが・・・。路駐の人の目的地は不明。
小一時間歩いて、勝尾寺に到着しました。
勝尾寺は勝ち運の寺として信仰され『勝ちダルマ』が有名です。境内のあちこちに奉納されています。
入山し山門をくぐるとお浄め橋があります。橋の下から霧が出ており、何とも幻想的でした。
境内は8万坪と広く、本堂までは緩やかな登りになっています。美しく整備されていますし、空気も澄んでいて心地よい。そしてダルマがとってもかわいくて・・・パチパチ写真を撮ってしまいました。
参拝しておみくじを引きました。ダルマさんの底におみくじが入っています。散々迷って選んだダルマから出てきたものは・・・
凶 Σ(゚ロ゚;)
人生で初めて引きました・・・・・
おみくじ好きで必ず引くし内容もまじめに持ち帰るタイプなので、これまでの気分爽快から一気にモヤモヤ、ソワソワ。何を思って引いたんだっけ?とか思い返そうにも出てこない。散々迷った挙句、もう一度引くことにしました。
次は
大吉 (。・ω・。)
Tさんが「ぎんこさん、ホント引きが強いわー」と笑っていました。凶のメッセージは忘れてしまったのですが、おごることなく謙虚にいようと思いました。
大吉のメッセージにも
『己の現在に満足をおぼえることのできるのは幸福といえる』
とありますし。
もみじの天ぷらと箕面ビールを逃していたので滝まで戻ろうとしましたが、タイムアップ。勝尾寺から千里中央駅までの臨時バス最終便に飛び乗りました。
山道のバスは結構混んでいて1時間ほどかかりました。
千里中央で箕面ビールがあるお店に行き、乾杯。とてもコクのあるクラフトビールですっかりファンになりました。帰宅後、ミスターDに「あれだけもみじの天ぷらといっていたのに食べなかったのー?」と呆れられましたので、他の種類のビールとともにリベンジしたいと思います。
「会うとすぐに昔に戻る」とよく聞きますが、Tさんも私にとってはそんな存在です。
ジャズボーカリストとしてライブをしたり、NHKラジオビジネス英語一本で英語を極めたり保護犬活動されたりと、アクティブで何事も達成する人で私のカンフル剤でした。今はご家族のお世話でライブ活動はお休みとのことですが、自転車旅など新たな楽しみと仕事をバランスよく満喫している様子でやっぱり元気をもらいました。ご家族のお世話は大変なこともあると思うけど、カラッと明るいTさんが変わらずにいてくれて嬉しいな。
True friends are never apart, maybe in distance but never in heart.
- Helen Keller