50+カンパニー

シングル以上、既婚未満のアラフィフ日記

森林浴と奇襲

日曜日、布引ハーブ園までハイキングに行きました。

 

布引の滝ハイキング

 

布引ハーブ園へのルートは新神戸駅を起点にロープウェイ利用などいくつかありますが、今回は布引の滝経由の登山道です。 

大変整備されていますし、ものの30分程で滝に到着する手軽さもあってか軽装の人もチラホラ。

 

待ち合わせの新神戸駅では蒸し暑さに早くも音を上げそうでしたが、山道を進むと涼しく、土や緑のにおい、せせらぎに自然と身が軽くなります。森林浴〜😌🍃 🍃

左:階段には息が上がる 右:猿のかずら橋

 

2ヶ月振りに会うメンバーでしたので、近況報告をしているうちに滝に到着。

新幹線の駅からすぐとは思えない深林と滝
こちらは雄滝です

大正4年創業のおんたき食堂を過ぎて少し行くと見晴らし台に出ます。眺望ヨシ、屋根付きベンチやトイレもありちょっと休憩。

見晴らし台を出ると間も無く、布引貯水池です。

左:渓流を眺めながらお食事も
右:ラッキー!『五本松かくれ滝』が見えた
昨日の雨のおかげ

 

スズメバチの奇襲

貯水池の向こうに続く道はコンクリートで、木々もなく頭上が開けています。歩いていると、先の方から子どもの大きな声が何度か聞こえました。

渡り切った先にはちょっとしたスペースがあり、そこからまた山になります。

はしゃいでいるのねーなんて思いながらそのスペースに到着すると、なんだかざわついた雰囲気。3人ほどの子どもが泣き叫び、大人が取り囲んで忙しそう。コンクリ道へ向かうのを様子見している集団も。

なんとスズメバチが子どもを刺し、暴れてコンクリ道の方へと飛んでいたのだそうです。そしてなんと友人も!😱服の上から刺されていました。その後も被害者が続出。

 

確かにコンクリ道で、ブン!という羽音に2、3回身を縮めました。あれはスズメバチだったのね!

 

率先して処置をしている大人はボーイスカウトのリーダーの方々でした。まず水で流してポイズンリムーバーで毒を出し、消毒、冷やす。その手際の良さは見事。友人も処置してもらいました。パニックで矢継ぎ早に質問していましたが、的確なアドバイスに次第に落ち着きを取り戻した様子。

しょっちゅう来ているもう1人の友人が、こんな所でスズメバチは初めてだと驚いていました。

 

それにしてもボーイスカウトリーダーは終始冷静で頼もしかったです。子どもを27名も引率しているそうで、何もなくてもアウトドアでそれだけの集団をまとめるのはスゴイ事だなぁと思います。

また水や消毒剤、保冷剤の代わりにと凍らせた飲み物を提供する人など助け合いがあって、ジンときました。

 

ハーブ園まで歩いて10分程の位置だったのも幸い。友人は「病院に行く」とロープウェイで下山し、残った私たち2人でハーブ園散策となりました。

 

 

布引ハーブ園

ハーブ園に入ると広がる大パノラマ

近所に住んでいながら、来たのは3回目かな。広ーい園内、様々な花やハーブがたくさん。気温や湿度も負担なく快適。

所々にハンモックがあります
左:のんびりゆーらゆら
右:ベンチで持ち込みのお弁当を食べました

街と風に揺れる花
流れる時間のスピードのコントラストを見るよう

どう?パンフレットみたいでしょ

 

ロープウェイの「風の丘中間駅」と「ハーブ園山頂駅」の間にカフェラウンジやグラスハウス(温室)があります。ロープウェイもいいけど、花々を観察しながら歩きましょう

 

左:園内にはテーマが異なる12のガーデンがあるそうです
右:まぁるいまぁるいアジサイ 大好き♡

 

 

サイコーのお天気!

 

 

左:かわいいマカロン付きのソフトクリーム🍦
右:香りの資料館では天然エッセンシャルオイルの香り比べができます

 

頂上の展望プラザ
クラフトビールで乾杯🍻



 

さてさて夕方、友人から「日曜診療だからか36人待ちで診察まで2時間かかったけど、毒をすっかり抜いてもらい、痛みも腫れもかなりなくなった」と連絡がありホッとしました。

 

滝のルートは身近だし整っているから気軽に行ってしまうけど、山は山。それなりに装備は必要だなと痛感しました。

また水分はお茶やスポーツドリンクだけでなく、水必須(最初に刺し口を水で流した)も意外に盲点だなと学習しました。