思考を止める
ここ数ヶ月でいつの間にか私の業務が増えて、3月4月は肉体的にも精神的にもホトホトお疲れモードでした。
日中はますます時間に追われ、帰宅してからも「あれやったかな?」と急に思い出すことが増え、夜中にも目が覚める日々。私の中で「脳が覚醒したままの状態」と言っていて、私にとって危険サイン。ただでさえ深く難しく物事を考えこんでしまう癖があって脳の余白が少ないのに、こうなったら完全オーバーヒート。
残業続きの身体の疲れだけなら割と早めに回復できますが、脳の疲れはメンタルにも影響を及ぼし、結果、解消までに時間がかかるのです。
脳の疲れを実感するようになると、アタマを空っぽにしたい、一人になりたいという欲求が強く出て、お出かけはもとより、毎日のランチすら誘われないようにと逃げるような態度が出てしまいます。これがまた、自分を追い詰めてしまう負のループ。
「一人になりたいからしばらくランチに誘わないで」
・・・言えないー ( ˘ω˘ ; )
(言ったらいいと思う、と分かっているのだけど)
一人になったとて、気持ちが弾んではいないから重い思考に走りがち。これはもう、思考を止めるしかない!
(それがストレングスファインダー内省持ちには難しい。「考えるのを止めるにはどうしたらよいか」と『考えて』しまう・・・ ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐ ワーン)
グルグル考えた挙句、行き着いたのがパッチワークでした。
老眼が始まって細かい作業が億劫で遠ざかっていたのですが、久しぶりに手を付けるとやっぱり良いものです。
楽しいというより嬉しい。一人、無になれることが。
寝る前の数十分ですが、自分を満たす効果抜群でした。
いつかは再開したいなと思っていたことが、こんなきっかけでスタートするとは思いもしませんでした。
ところで楽しい話でなくて申し訳ないなと思いつつも、母に「一人になりたい」と愚痴をこぼしたところ、「そんな時は音楽をかけて踊るのがイチバン!」とのアドバイス。「格好よく踊らなくていい、ただ音楽にのせて身体を揺らすだけでも違うよ!」と。
踊るとはちょっと笑える。でも案外名案。
さすが我が母!