夢中になれるものはありますか
週末の両親との電話は、なるべく身近に感じやすく、分かりやすく、でもちょっとだけ新しいことを盛り込むように心がけています。父とはとりあえずどんな話題でも会話は発展しますが、母は話しの理解が難しい時があるようで、途中、ぼーっとしているのが電話越しでも分かる場面が増えてきました。
最近の口癖は「アタマがポーだから」(擬態語がナイス笑)
さっきの事が記憶にない自分。我にかえってまたか、またかと自分にガッカリする度に、この先どうなってしまうのだろうと不安が大きくなるようです。先の事を考えても仕方がないと、最終的には「どうにかなるよね」「分かりまっせーん!」と明るく締めくくるので少し安堵しますが、実際、怖いだろうなと思います。
また、やらなきゃと思う事はたくさんあるのに、考えている内にこれまた忘れてしまうと。
そしてそれに再度意識が行くたびに、何も進んでいない事に落ち込むのだそうです。
母の日常から彩りが少しずつ失せていくようで悲しい。
私もそうなるのかな。自分が母の年齢になる頃、無意識にでも身体が動いてしまうほどの「何か」があったらいいな、と思うようになりました。
そんな中での本日の職場ランチ。タイムリーに「夢中になるもの」の話題になりました。
4人だったのですが、皆さん「特にない」。
では「過去、何かに夢中になったのはいつだったか」では、2人は「一度もコレと言ってない」、1人は「高校生の時」でした。ちょっとビックリ!
とことん好きな事を見つけるってなかなか難しい。
心の硬化を感じる今日この頃、もう少し伸びやかでいたいなぁと益々自分に喝が入りました。
I can accept failure, everyone fails at something. But I can't accept not trying.
- Michael Jordan