離れて暮らす高齢の両親へ今できること
毎週末、母と長電話をしています。
昨日はおよそ1時間半。これでも少し短くなりました。
母はヒマワリのような人。
特に率先して話をしたり笑いを取ろうとするわけでもないのですが、母が居るとその場が和み、パッと華やぐ不思議な存在感があります。
小さい頃からそれが不思議でうらやましくて。
小柄な母に対して私は身長169cmの大柄で、父親譲りのお堅い顔立ち・・・(中身伴わず)。母のようなマジックが起きないのは、中身の問題かもしれないけど大いにこの見かけに備わる威圧感のせいだ!と努力は棚に上げてジタバタ泣いた日もありました。
今もまだ威圧感には敏感です。だからこそ、笑顔が大事!とか自分の態度はぞんざいではなかったか?と思い返す機会は多いかもしれず、そういった意味では感謝♡ʕ•ᴥ•ʔ♡
でも出来ることなら柔らかい顔立ちになりたいと今でも思います・・
さて、母との電話ですが、1年ほど前からだいぶ雰囲気が変わってきました。
以前はお互いの身の回りで起きた面白い話や感じたことなど話しが尽きることはなかったのですが、最近母の口から出てくるのは同じことばかり。しかも下向き。
外出自粛で友達との交流がないし、車を運転する機会が劇的に減ったタイミングで認知症のような言動があると父が猛烈に心配し始め、完全に運転から遠のいて毎日に変化がないのですから仕方がないのかもしれません。
去年の今頃は「車を取られた」の連発で、母らしくない尖った声と表現が悲しくて、母の気持ちを思うと返す言葉に詰まることもありました。
実家はここから新幹線で2時間半の距離のため、すぐに側に行けない歯がゆい思いも一杯。
最近はあまり言うことはなくなり、母なりに消化しつつあるのかなと思いますが、親の弱音は心に重く残って薄らぐことはないですね。
日常のサポートが出来ない環境で、何が出来るのか?
これは数年来の課題です。
色々なものを送ったり、iPadやiPhoneを買ったりしました。美味しいものは喜んでくれるものの、食べつけていないものには躊躇があったり、冷蔵や冷凍ものだと保管に困ることもあるようです。
iPhoneは操作がちょっと厳しいようですが、Face Timeで顔を見ながら話せるのはとても良いです。話の理解が難しそうなときは画面に映して見せたり、こちらの家や近所の様子を見るだけでも興味津々で目が輝く時があります。
父と姉がいるので実家でのやり方やペースを決して乱さず、後方支援を。
なんだろう・・・
何が出来るのだろう・・・
・・・やっぱり笑い提供かな!
(只今関西在住で、笑いのパワーを実感してます)
Laughter is the best medicine.
笑いは最良の薬 (ことわざ)
愛犬9歳の頃、母と。
小柄な母が抱っこすると中型犬の子犬みたい。
🐶チワワダヨ